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みにミニ法話

(229)「清らかな心」

清らかな心は、なかなか得られるものではありません。

最低線の考えですが、人の悪口を言わず、嘘を言わず、
不平や不満を言わず、怒らず、貪欲に走らず、
いつも感謝できて、自分の事よりも他の人のことを案じ、
また神仏を信じ、日々、誰にも恥じないような生き方をすれば、
きっと清らかな心になると思われます。

今言ったことを、実際に実践していくことは難しいことです。

以前、心の反省をしているときに、
イメージとして、心の中が、どろどろで、
瓦礫がいっぱいガラガラと心の谷を落ちていったことがありました。

そのとき思ったことは、ずいぶん心が汚れ、
清らかさからは、かけ離れた生き方をしてきたのだと
反省したことがありました。

それから何年も経ちますが、
私自身の心がどれほど清らかになったかは定かではありません。

あえていえば、心の清らかな人は、相手の思いが素直に分かり、
神仏の思いを察したり、良心の思いを聞きとり、その思いや声に従って、
人として恥ずかしくない生き方ができるのではないかと思います。

この清らかな心を得ることは大切なことなので、
できないと思っているといつまでもできないので、
それぞれの立場で、この心を求めていくことが大事になります。

まず1番目は、反省です。
汚い言葉を使ったら、
「いけなかった。これから使わないようにしよう」
と反省するのです。
そうすると衣服を洗濯するように、心も少しきれいになっていきます。

2番目は、悪をできる限り押しとどめ、善を行うことです。
仏教の基本は、「悪を止め善を行い心を清める」ことです。 ですから、この言葉を口ずさみながら、日々を送り、
悪い気持ちが出てきたら、ぐっと押しとどめ、
私にはどんな善が積めるのだろうかと思い、
できるだけ善を積むように日々心がけていくことです。

2歩進んで1歩下がっても、1歩進んだことになります。
マイナスの日々があれば、次の日にプラスに転じていけばいいわけです。
清らかな心を得たいと思い、今年最後の31日まで精進していきましょう。

今年一年、このミニみに法話をお読みいただき、
ありがとうございました。


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