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みにミニ法話

(218)「相手の立場にたつ」

考えてみると、相手の立場にたって物事を考えると、
人間関係においては、ほとんどの争い事や、すれ違い、
不平不満が解消されていくのではないかと思います。

でもです。
なかなか相手の気持ちを察することができなくて、
自分のことを考えてしまい、相手を恨んだり、怒りを覚え、
「どうして私のことが分かってもらえないだろう」
と思ってしまうのが、普通の立場ではないかと思います。
これを悪く言えば、自分勝手に物事を見てしまうとなりましょう。

幸せを築いていくためには、自分の欲望を少しおさえて、
相手のことを考えてあげることが必要です。

自分の幸せなのに、自分のことをさておき、
相手のことを考えるというのは、なぜかおかしな話ですが、
これが真理なのです。この真理が分からないゆえに、
人は愚かな生き方をしてしまうのです。

「愛してほしい」
「もっとかまってほしい」
「私のことを理解してほしい」
という思いは誰にでもありますが、そこを少しおさえ、
自分の思いをコントロールして、相手の幸せを考えてあげるのです。

なかなか最初は難しいことですが、
一日一日、この思いを訓練していくと、少しずつですができるようになり、
行動にもうつしていけるようになります。

何をするにも、練習や訓練が必要です。
オリンピックに出るようになれば、その練習の量や辛さは語り難いものがあるでしょう。
心の思いもそれと同じで、訓練や練習がいるのです。
心の訓練と言ってもいいでしょう。

この心の訓練をすれば、相手の立場にたって考えられるようになるのです。
それはやがて自分自身の幸せに変わってきます。不思議なことですが、
これが真理なのです。

まず「相手の立場にたつ」という言葉を心の中で何回も唱え、
Aさんならばどんな考えを持っているのか、Bさんならば・・・と、
相手の立場にたつ訓練をしていきます。

きっと幸せの意味を理解することができるようになるでしょう。


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