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法華経の詩

法華経の詩(57)

授記品 第六(3)

世尊なる仏は
偉大な弟子である長老たちの
その心のうちを感じ取って
そこに集っていたすべての僧に語りかけた

偉大なる弟子である長老
須菩提(しゅぼだい)は
未来世において 三千万億の仏たちを
崇(あが)め 尊び 師事し 純潔を守り
仏の智慧を得るにふさわしい修行して
完全なる「さとり」を得るであろう

勇者である彼は
優れた吉相を具える者となり
多くの人びとの幸せを願い
黄金の柱に似た 偉大な者となるだろう

彼の国は
誠に美しく 望ましく また快(こころよ)い
世間の友である彼は
幾千の人びとを救いあげ そこに住まわせる
そこで偉大なる信念をもって法を説き
鋭い機根を持つ
求法者が満ちるであろう

彼らはみな神通力を持つようになり
三明(さんみょう)としての
過去世を見通し(宿明通・しゅくみょうつう)
  未来の人びとの生死を見通し(天眼通・てんげんつう)
煩悩を滅しつくす力(漏尽通・ろじんつう)を得て
さまざまな解脱を得ていくであろう

ガンジス河の砂のように
多くの神々や人びとが
彼を尊び常に合掌するようになる

彼は数えきれないほどの命を永らえ
仏としての彼の教えは
さらに長い年月の間 絶えることなく続き
その後 その教えの余韻は
さらに長きにわたって
多くの人びとの生きる糧になっていくであろう


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