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法華経の詩

法華経の詩(73)

化城喩品 第七(15)

大通智勝如来(だいつうちしょうにょらい)
である仏 世尊は
「化城のたとえ」を語ったのち
自らが仏となって 仏の智慧に到達すれば
十種(十力・じゅうりきともいう)の力を得
「さとり」の境地に達することを説いた

その十種の一つは
道理にかなうことと
かなわないことを弁別する力
二つに
因果の法則を如実に知る力
三つに
四禅定から初め あらゆる禅定を知る力
四つに
人びとの気根の上下
あるいは優劣を知る力
五つに
人びとの さまざまな望みを知る力
六つに
人びとの本性や
この世のさまざまな出来事の 本性を知る力
七つに
人びとが
この世で いかに生きたかによって
地獄にいくのか 涅槃を得るのかを知る力
八つに
自らの過去世や
相手の過去世を見通す力
九つに
人びとが
この世で使命を果たし
その使命のいかんによって
来世 どこに生まれるかを知る力
十に
肉体を持ちながら
煩悩を断じて 自在に生き
その境地に
いかに到達できるかを知る力

これが正しい教えから得られる
白蓮の「さとり」の力といえる

(化城・了)


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