扉の詩
おおらかに
とらわれなく
意固地にならず
いつも
おおらかに
ほほえんでいる
悲しいときも
苦しいときも
その事ごとを
静かに感じとって
おおらかに
受けいれていく
春のせせらぎのように
あたたかな風が
吹きぬけていくように
人生の大河を
おおらかに生きていく
苦しみはともにし
幸せは与え合い
困っている人には
手をさしのべ
それでいて
自慢もしない
おおらかに
今日も
いつものように
ほほえんでいる