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お釈迦様の生涯

釈尊の願い(93)

竹林精舎―ちくりんしょうじゃ―

仏陀に帰依したビンビサーラ王は
千人もの比丘たちが
定住する場所がないことを知って
町まで三キロほど離れていた国王所有の
竹林という修行に適した地を寄進した

そこが仏教教団として活動する
最初の場所となった竹林精舎である

修行に適する場所とは
托鉢するのに便利で
しかも民家の騒音がない静かな場所がよい

今までの比丘の修行形態は
原則として一箇所に定住するのでなく
行雲流水のごとく
諸方を遊歴しながらのものであった

それが一定の場所に定住し
その場を基点として托鉢をし修行を続けるようになる
そこから教団としての組織や規律などの整えられ
仏教もさらに広がっていくのだ

初期の比丘たちの修行形態は
早朝 洗面や掃除をすませ坐禅をし
適当な時間になると托鉢に出る
食事は必ず午前中にすませ一日一食であった
食事をすませると
昼住(ちゅうじゅう)といって少し休息をとる
夕方からは法談をしたり ときには仏陀の法を聞く
そして坐禅瞑想を中心に
疲れたときには
経行(きんひん)といって運動のために軽く歩く
常に教えの意味を深く思惟しながら
聖なる沈黙を重んじた
中夜の十時ごろから睡眠をとり
朝の四時ごろから再び坐禅瞑想をして
規則正しい生活を送り精神の統一をはかった

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