終わりの詩
ぬくもり
困っている
人がいたら
学校を
遅刻してもいいから
その人を
助けてあげなさい
小学校に通う
娘に語った
ある父の言葉を
すごいと思った
人生は
与えたものが残る
母から
教えてもらった言葉を
ほんとうにそうだ
と語った
ある女性の言葉に
尊い生き方と
感じ入った
春の光が
ふりそそぐように
相手に
やさしさを
与えてあげて
互いの心が
ぬくもりに
包まれる