法華経の詩
法華経の詩(157)
嘱累力品 第二十三(3)
仏 世尊は さらに続けて
偉大なる志を持つ
宿王華菩薩(しゅくおうけぼさつ)に
語った
法華経という教説から
さとりを得た
一切衆生喜見菩薩
(いっさいしゅじょうきけんぼさつ)は
安らかで 心が真理で統一された
三昧(ざんまい)に入った
その三昧をたたえて
多くの花びらが
美しく 雨のように降り注ぎ
かぐわしさで満ちた
やがて 三昧をといて立ち上がった
一切衆生喜見菩薩は
この肉体の とらわれを捨て
内にある仏心の灯火を
灯(ともし)続けた
すなわち
仏が涅槃に入る前
法灯明(ほうとうみょう)
自灯明(じとうみょう)なる
法を灯火とし
自らを灯火として
修行を完成せよと語ったように
法華経の教説を灯火とし
自灯明なる
自らの仏心を灯しつづけ
生まれかわりを繰りかえし
千二百年の間
その仏心という
さとりの火は
決して 消えることがなかった
(仏典では肉体をもやすですが、仏心にしてあります)
