法華経の詩
法華経の詩(155)
嘱累力品 第二十三(2)
仏 世尊は さらに続けて
偉大なる志を持つ
宿王華菩薩(しゅくおうけぼさつ)に
語った
完全な学識と
このうえない「さとり」を得た
日月浄明徳如来(にちがつじょうみょうにょらい)は
法華経という教説を
特に法を求める意志の強い
一切衆生喜見菩薩(いっさいしゅじょうきけんぼさつ)を
中心に
傑出した弟子や偉大な志を持つ
求法者たちに
詳しく説き明かした
一切衆生喜見菩薩は
法華経の意味をすばやく理解し
この経説にしたがって
困難な修行に専念していった
かれは
一万二千年という長い年月
各地を遍歴して
修行を続け
強い勇気をふるいたたせ
身心の統一をする瞑想修行に
専念した
そして 一万二千年が経過したとき
霊的意識の偉大さを悟り
あらゆる姿を現し示す
現一切色身三昧(げんいっさいしきしんざんまい)を得た
かれは この三昧を得たのは
法華経の教説のおかげであると
満足し 心に歓喜して 思った
