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扉の詩

(269)「一滴のやさしさ」

一滴の水では
何の力にも
ならない
かもしれない

一滴の水が
少しずつ集まって
やがて
川になり
海になる

だから
一滴の水でも 

そこに
大いなる力が
そなわっている

小さな
ひとつのやさしさを
粗末にしない

そんな
やさしさが
少しずつ集まって
大きな力となり

幸せの日々を 作りだす