扉の詩
(267)「花のように」
春 咲きだす
小さな花たち
あんなに
小さいのに
そのほほえみは
かれんで美しく
人の心に
安らぎを与える
そんな花たちに
できることを
人は
忘れがちだ
相手に
花のように
ほほえみかけてみよう
その小さな
ほほえみが
互いを幸せにする
小さな花でさえ
冬の寒さにたえ
けがれのない
努力の日々があった
だから
そのほほえみは
美しいのだろう