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扉の詩

(261)「夏の風」

知らない所で
道に迷ってしまい
道を知っている人に
素直に聞いた

どの道を
行けばよいかがわかり
不安が消えた

人生の道も
初めて通る
道ばかり

だから
みな迷い不安を思う
だから
謙虚に道を学ぶ

自分には
少し厳しく
相手にはやさしく
そう教えてもらえば
素直にその道を行く

欲を少しおさえて
感謝の日々を送る
その言葉に
正直にしたがう

そう生きて
人生の迷い道から出る

心には
爽やかな
夏の風が吹き渡る