扉の詩
(232)「心の乱れ」
人は小さなことで
いらいらし
心を乱すことがある
相手の
何気ない言葉に
不満を思い
いらいらする
相手が
自分の思うように
動いてくれなくて
いらいらすることもある
相手ばかりでなく
自分のふがいなさに
そして
知恵のたりなさに
いらいらする
いらいらすると
相手や出来事を
正しく見つめることが
できなくなる
小鳥のさえずりを聞き
花と語り
あたたかな春の陽に
心を休めて
いつもの
穏やかな私にもどる