ホーム > 法愛 4月号 > 扉の詩

扉の詩

(229)「気づき」

相手の
やさしさに
気づかない時がある

支えて
くれていることに
気づかない時がある

誰だって
そんな時がある

それよりも
自分がしたことに
気づいてもらいたい

こんなに
尽くしているのを
みとめてほしい
そう思ってしまう

求めるよりも先に
相手の思いに
気づいてあげる
気づいて
ありがとうの思いを
そえてみる

その場所に
ほほえみの花が
咲いていく