扉の詩
(229)「気づき」
相手の
やさしさに
気づかない時がある
支えて
くれていることに
気づかない時がある
誰だって
そんな時がある
それよりも
自分がしたことに
気づいてもらいたい
こんなに
尽くしているのを
みとめてほしい
そう思ってしまう
求めるよりも先に
相手の思いに
気づいてあげる
気づいて
ありがとうの思いを
そえてみる
その場所に
ほほえみの花が
咲いていく