扉の詩
(226)「生きる力」
人は
命あるかぎり
生きねばばらない
生きていれば
いつかきっと
生きていてよかったと
必ず思える
そんな日がくる
そして
生きようとする自分に
生かされている自分が
寄り添っている
支えられ
助けられ
守られている
私がいる
どんなに
未熟であっても
生かされている
その厳粛な
真実を知れば
また今日も
強く生きていける
だから
生きる力を捨てない