扉の詩
寄りそう
人はとかく
自分のことを
中心に考えるものです
そうして
知らずに
相手を傷つけ
相手と
気まずい思いに
なるのです
そんなとき
相手の気持ちに
寄りそってみます
相手は
どんな気持ちで
いるのでしょう
相手は
何を望んで
いるのでしょう
少し
自分のことをおさえて
相手の気持ちに
自分の思いを
重ねてみます
きっとそこに
今まで気づかなかった
尊い世界が
見えてきます