ホーム > 法愛 3月号 > 扉の詩

扉の詩

私だけでない

なぜ
私だけが
こんなに
苦しいのでしょう

そんな
思いにかられるときが
ときどきあります

でも
そのような苦しみは
私ばかりでは
ないのです

みんなみんな
悩みを抱えて
生きています

幸せそうに見える
隣の家も
それなりに
悩みを抱えて
暮らしています

悩みに翻弄されては
いけないのですが

生じてくる悩みは
自分の心を
鍛えてくれるもので

必要とされ
生まれてくるのです