時は刻々と過ぎていきます。
今日が終われば明日が来てと、止まることがありません。
今日の朝は昨日と違い、新たな時間が巡ってきます。
しかし、人の心は時の流れのように、さらさらと変わってはいきません。
今日になっても昨日、起こった事ごとにとらわれ、
それが大変なことであったならば、心の中は心配や不安が消えないものです。
あるいは10年前に起こったことであっても、
それが心に深く傷つくものであったならば、
そうやすやすと忘れることができず、その傷ついたことに心を奪われ、
時間を止めて、いつまでも苦しんでしまいます。
そんな時に、日日新たにという言葉を心に染めていくと、
いつまでも悩んでいてはいけないと思うようになります。
ここで大事なのが、日日新たに何を大切に考え生きているかです。
日日新たに努力を続けていくとか、日日新たに感謝を深めていくとか、
日日新たに心のいらいらを取り除いていく。
そんな生きる考え方が大切になってきます。
昨日は感謝ができなかった。
今日は新たに心を入れ替えて、感謝の思いを深めていく。
そんな日日新たな生き方が大切になると思います。
こんな詩を見つけました。
「知らない誰か」という題で、21歳の女性の方の詩です。
「知らない誰か」
電車の隣に 座っていたあの人も
買い物の途中で すれ違った人も
きっと 誰かにとって大切な人
知らない誰かは 誰かの親で 誰かの子供で
誰かの恋人で 誰かの親友なのだ
つまり この世に 傷つけていい人なんて
誰一人いないのだ(産経新聞 平成30年11月13日付)
こんな詩です。
隣で座っている知らない人も、
自分には関係ない人であるけれど、
誰かの愛する人であったり、
とても大切に思っている人であるかもしれない、
と詩で書いています。
知らない人も誰かの大切な人であるから、
傷つけてはいけない、何かあったら助けてあげたい。
そう日日新たに、自らの心に染めていく。
そんな生き方が、人の心をつくっていきます。
日日新たに、どんな生き方をしていったらよいのかを、
自らに問い尋ねてみましょう。