私たちはみなこの世に生まれて、今この現代を生きています。
この世に生まれる真実は、この世に偶然に生まれてきたのでなく、
みな、別次元の世界から、一歩を踏み出して生まれてきました。
生まれたくない人は、よほどの理由がない限り、
生まれては来ないと思われます。
生まれる時には、何らかの目的をもち、
「よし生まれるぞ」とみな思って生まれてきました。
人はみなその積極的な思いを忘れて、
赤ちゃんから一歩一歩、努力して大人になっていきます。
しかし生まれてくる前の、
一歩を踏み出して生きるという思いが潜在意識のなかにあって、
その思いがこの世では「人として、何かをしなければ」
という思いになっているのです。
この「何かをしなければ」という思いに、
素直に従って一歩を踏み出し生きることが、
人生を充実させる大切な方法です。
私自身、この何かを見つけたのは30代のときです。
それまで、何かをしなくてはならないという思いが強くあって、
「これもしているけれど、そうではない、
あれもしているけれど、これでもない」
という、そんな迷える時期がありました。
しかし、「ああこれを押し進めていけばいいのだ」という、
自分のしなくてはならないことを発見したとき、
魂と心と身体と志が一体となって、
ずいぶんぶれない生き方ができるようになりました。
この思いは、決して今回の生だけのものではありません。
何か生まれる前からの、一歩を踏み出すという思いから
きっときていると確信しています。
ですから、今は迷いなく、
自分のなすべきことを一歩一歩進めることができています。
それは遅々としていて、しかも未熟な生き方ではありますが、
おかげで、心に迷いがなく、ぶれることはありません。
「何かをしなければ」という思いをもう一度確認し、
その思いを発見し、その道を一歩一歩、歩んでいるかを自らに問うてみて、
再度一歩を踏み出してみてください。
心に迷いのない一歩は、幸せへの一歩なのです。
たとえ、その道が険しくても、支えてくださる方々が、きっと助けてくれます。