このテレホン法話も、今年で34年目を迎えます。
実にマラソンのような気がします。
最初始めたころは、月に2回でしたので、
回数は年12回の計算にすればもっと沢山になります。
さて最初の原稿を見ると、正直な話、
「よくみなさん、こんな拙いお話を聞いてくださったなあ」
というのが実感です。失敗作がごろごろしています。
そんな事ごとを積み重ね、34年です。
それでも走り続けて、文章もやっと人並みになってきました。
人生も同じように、マラソンに似ています。
人生は短距離ではありません。中には短距離の力を使うときもありますが、
相互的にみて、短距離の力をいつも使っていると、
平均80年という長い人生を走りきることはできません。
この長いマラソン人生の中には、数々の失敗もあります。
その失敗が人生を決めてしまって、
もう私は生きていられないと思う時もありますが、 それは短距離の発想です。
マラソン人生の発想は、
「そんなときもある」と、その失敗を受け入れることです。
そして今度はそこでつまずかないように、
さらには、その失敗から心の足腰を鍛え、
自分が大きく成長してく学びにつなげていくのです。
これが人生マラソンの発想です。
さきほどテレホン法話のことをお話ししましたが、
最初のほうのお話は、聞くに聞けないほどお粗末なものです。
そんな失敗を経て、心の足腰が少しついてきたので、
この3分の原稿も10分くらいで、書けるようになりました。
内容的にはまだまだでしょうが、それが長い目から見れば、
さらに力を付けられるという発想になっていきます。
人生はマラソンに似ていますから、「あきらめ」の考えで、
「もう私はダメだ」と思わないことです。
普通のマラソンはリタイヤできますが、人生というマラソンはリタイヤできません。
疲れたら休めばいいし、病気になれば静養すればいいのです。
そして力が付いたら、また少しずつ、歩きだすのです。
そんな前向きの考え方が、人生というマラソンにはなくてはならない考え方です。
今年一年、たんたんと歩んでいきましょう。