怠らないというのは「なまけない」ということですが、
人間はなまけ心がつい出てしまうものです。
大変なことは避けて、簡単な道を選ぶのが常です。
簡単な仕事、あるいは短時間な仕事で、
たくさんお金をいただいたほうが良いと誰しもが思います。
努力しないでも、安心して暮らせれば、それにこしたことはないと、
大概の人は思うことでしょう。
しかし世間はそんなに甘くなく、
努力しなければ、生活の糧が得られないようになっています。
努力しなければ家庭の平和は維持できません。
夫婦仲でも、互いを理解するのには努力がいります。
子育ても、こんなに大変な仕事はありません。
介護の問題でも、年老いて動けなくなった人をお世話するのには、
たくさんのエネルギーが要ります。
また楽に死ねたらと思っていたら、病気になってしまって
最後まで苦しんで死ななければならないこともあるでしょう。
よく考えてみれば、私達の暮らしの中で、
なまけ心で自分の「幸せ」を得る方法はないといっていいでしょう。
すべてに努力が要り、怠らない生き方が必要なのです。
それを知っていて、日々暮らすことも、一つの悟りとえいます。
また努力すれば、それなりの成果、結果が得られることも確かなことです。
「ありがとう」が言えない人も、努力すれば必ずできるようになります。
その結果、人間関係が改善されたり、自分の心にも思いやりの心が育っていきます。
短気な人も、「気を長く、穏やかに」と思い努力していけば、
やがてイライラな気持ちが出なくなってきます。
その結果、冷静に物事を判断できるようになりましょう。
知恵の足りない人でも、
本を少しずつ読む努力を何年も積み重ねていけば、
必ず知恵深い人になっていきます。
それはやがて人格を高め、人の努力をも理解できる人間に育っていきます。
怠らない生き方が、強い自分を築き上げていくとともに、
相手の幸せをも、築いていけるような自分になっていけるのです。
努力の目標を掲げ、一つ一つの課題を、
焦ることなく、そして怠りなく実行していきましょう。
その努力の途上にあることが、すでに幸せの道を歩んでいることになるのです。