すでに3月、時の流れは速く、毎日を忙しく生活していると、
この『法愛』も読むことなく、月日が流れてしまうことでしょう。
そんなことのないよう、必ず読もうと心に決めておくと、
なんとか毎月忘れずに読めるようになると思います。
何事もなんとかなっていくものなのです。
日々希望に満ちている人、あるいは悩みを持っている人、
また悲しみをぬぐえないでいる人、さまざまでしょう。
苦しみを背負い、悲しみに打ちひしがれている人はなおさらなこと、
人生をプラスに転じていく方法があります。それは「言葉の力」を使う方法です。
言葉には力があり、自分が何度も語り、
また口癖のように語っている言葉は、やがて現実化していきます。
そしてその言葉がやがて、自分の思いも、また行動も、
いつも語っている言葉のように自分を変えていくのです。
マイナスの言葉を使っているとどうでしょう。
「私はダメな人間だ」と何度も口ずさみ使っていると、
やがてそうなっていきますし、よき運も逃げていってしまいます。
逆に、「なんとかなる」と思っていると、
必ず道が開け、なんとかなっていくのです。
さらに言えば、その「なんとかなる」という言葉を、
自分の日頃の勝手な思いから発するのでなく、
できれば賢者の教えを行じていくことを目的とし、
その目的遂行のために、「なんとかなる」と、自らを戒めていくことが大切です。
日本の陽明学の祖といわれている中江藤樹という人が、
徳を持つことを望むならば、毎日善を積まなくてはならない。
ひとつ善を積めば、ひとつの悪が去る。
だから日々善を行えば、日々悪は去るのです。
昼が長くなれば夜が短くなるように、です。
という言葉を残しています。
「一日必ずひとつ善を積む」。
そう念仏のように唱えていると、そのような自分になっていけますし、
挫折しそうになったら、「なんとかなる」と、自らを励ましていけば、
自分がやがて善なる人に変わっていけるのです。
この「なんとかなる」という言葉を上手に使い、
自らの目的に向かって歩んでいきましょう。
必ずなんとかなり、事ごとが成就していきます。