今まで身体の命と心の命のお話をしてきました。
どちらの命も健康に保つために、運動や栄養のある食べ物を取り、
この身体の命を大切にしながら、リンカーンやガンジーがしたように、
心によい言葉を語りかけ、心の命を鍛えていく必要があります。
そして身体の命と心の命を使って、社会に貢献していくことです。
人の役立つ仕事をしていくのです。
それが真の意味で、命を大切にしていることになるのです。
中学校のある女性徒が、
『地雷ではなく花をください』(自由国民社)という絵本を読んだそうです。
そこには世界中で1億1千万個の地雷がそのままになっていて、
1時間に3人がどこかで亡くなったり、大けがをしていて、
その地雷がどこに埋まっているのか分からない。
だから早く地雷を取り除いて、
この地球に地雷ではなくて、花を植えましょうと書いてありました。
それを読んで、彼女は自分の少ないお小遣(こづか)いを寄付したといいます。
中学生のお小遣いはわずかなものでしょう。
でも、人のために役だって欲しいという思いは、命を大切にしている姿そのものです。
この中学生のように、また「持ちましょうか」という詩を書いた小学生のように、
自分の命を人のために使ってほしいのです。
それが命を大切にしていることであり、また人として優(すぐ)れた生き方なのです。