法話

思いが仕事をする 4 よい思いを習慣にし幸せを招く

プラスのよい思いで心を飾る

思いは同じ思いを引き寄せていくというお話をいたしましたが、
できればプラスのよい思いを常に出し、続けていくことが必要です。

その思いを習慣にし、その思いが私自身であるところまで心に染めていくのです。
そうすると、思いが仕事を始めていきます。

幸せを招く思いはたくさんありますが、思いついたものから挙げてみます。

①お金には困らない。
②お金は善であり尊いものである。
③働くことを惜しまず、豊かになっていく。
④いつまでも健康でいられる。
⑤身近なところに幸せはいっぱいある。
⑥勤勉は尊く、学びは素晴らしい。
⑦ありがとうは魔法の言葉。
⑧笑顔が一番。
⑨他の人の幸せを願うことが、自分の幸せをつくる。
⑩家族は大切で、助け合って生きる。
⑪小さなことに、くよくよしない。
⑫ほがらかで明るい気持ちは、心の薬である。
⑬優しさが幸せを連れてくる。
⑭穏やかさは唯一の心の宝だ。
⑮ささやかな喜びを大切にする。
⑯苦労があるから強くなれる。

まだまだたくさんあると思います。

⑮に「ささやかな喜びを大切にする」とあります。
これを今回のテーマである「思いは仕事をする」ということに結び付けてみましょう。

「ささやかな喜び」とはどんな喜びでしょうか。
思いつくものを少しあげてみます。

生きていて幸せ。
今日も命があった。
今日も働ける。
ごはんが食べられる。
家がある。
顔を洗える。
新聞が読める。
本が読める。
メールができる。
子がいる。
妻がいる。
夫がいる。
おばあちゃんがいる。
友がいる。
出会いがある。
自然を感じることができる。
鳥の声が聞こえる。
花のほほえみが見える。
支えていただける。
支えてあげられる。
この『法愛』を読んでくださるかたがいる。
『法愛』を読むことができる。
字が書ける。
合掌ができて神仏を信じられる。

ほんとうに小さなことですが、
あたりまえと思わず、この喜びの思いを習慣化させ、自分のものにしていくことです。

そうすることで、どんな苦難にもくじけないで生きていくことができます。
プラスの事を引き付け、必ず困難を乗り越え、幸せの世界に住むことができます。

「ほんとうに幸せ」と唱える

女優の森光子さんが、昨年平成24年の9月に亡くなられました。92才でした。
『放浪記』を2017回達成したことは、有名です。

そんな『放浪記』の林芙美子役をいただいたのが41才。
初めての主役だったそうです。苦労をしたのですね。

『人生はロングラン』という本の中で、森さんはこう言っています。

下積みの苦労はお金を払ってもしたほうがいい。
苦労をさけるのではなく、自らに課する姿勢が大切だと思うのです。
苦労があるからこそ人は強くなれる。

もし「苦労があったから幸せになれなかった」という思いに心をそめたならば、
決して幸せにはなれないでしょう。

そうではなくて「苦労があるからこそ人は強くなれる」、
そう思って頑張ってきたからこそ、『放浪記』も、
こんなに長く続けられたのだと思います。

そして
「お客さまのおかげです。
一人ひとりのお宅にうかがって、お礼をしたいくらいです」
と言っています。

感謝の心も忘れず、苦労の中に幸せを見つけています。

「ほんとうに幸せ」と日々思い、生きていくことです。
幸せは幸せを引き付け、幸せの園に遊ぶことができます。

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