ホーム > 法愛 4月号 > 終わりの詩

終わりの詩

花のほほえみ

花が
教えている

自分の花を
咲かせるには

それなりの
見えない
努力がいると

努力しているとか
私ほど
苦しい思いを
しているとか

花に
そんな雑念は
みじんもない

人にほめて
もらえなくても
認めて
もらえなくても

その場所に咲いて
ほほえんでいる
やわらかな
そのほほえみが
美しい