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終わりの詩

人生の尊さ

幸せなときは
感謝を学び
苦しいときには
耐え忍びを学ぶ

喜びのときには
笑顔の力を知り

悲しみのときには
静かに
自らを振り返り
心の痛みを知る

そうして
すべてが移り変わり
人生が流れていく

過ぎ去った
ことごとは
心の養いとし

ときには
隣人の
喜びと心の痛みを
共有する

人生には
何ひとつ
無駄なものがない

先人の言葉を
静かに
かみしめる