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終わりの詩

共に歩む

夫婦が
共にほほえみ合って
家庭を守る

母が子を
子が母を抱いて
支え合う

父が子を
その背をみせて
生きる力をさとす

小さな子が
お年寄りの手を取り
共に歩む

花に水をあげて
共に
やさしさを思う

空の青さと
ひとつになって
すがすがしく
野仏に
手を合わせては
幸せを祈る

共に歩むと
そこに
あたたかな風が吹く