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終わりの詩

自分という花

人との触れ合いで
みな
尊い学びを積んでいく

相手がいて出会いを知り
相手がいて別れを知る
出会いは喜びを
別れは悲しみを教える

時にはいがみ合って
喧嘩をし
時には優しく支え合う
そうして
共に笑える幸せは
得難い宝

嫌いな人ともつき合い
互いが耐え忍びながら
良いところを見つけてみる
そんなつらい修行もある

自分が相手より
劣っていることで
悩み傷つくこともあるし
自分が優れていると思い
傲慢になることさえある

そんな時でも
謙虚に無限の力を信じ
自分という花を
咲かせていく