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終わりの詩

光の世界

徳ある人になりたい
と思わなければ
なれるわけがない

家を建てたいと思い
その思いを
ずっと念じ続けて
家が建つのだ

家などいらない
という人に
どうして
家が建つだろう

徳も同じで
徳ある人になりたい
と念じ続けて
徳を得ることができる

徳は輝きを放ち
自らを幸せにし
他の人も
幸せにしていく

そして
この世を去ったときに
煌(きら)めく
光の世界へ
昇っていくことができる