扉の詩
(210)「大切な言葉」
人生という河原には
石ころばかりが
ころがっていると
思っていました
でも
ひとつひとつのことを
大切に思っていると
石ころと思っていた
出来事や出会いが
砂金のように
光り輝いていたのだと
わかりました
日々の営みも
家事や仕事も
家族や友との
語らいも
そこからくる
苦しみや嫌なことも
ありがとうの
言葉をそえると
みんな
光りだすことを
知りました