仏 世尊は さらに続けて
偉大なる志を持つ
宿王華菩薩に
語った
日月浄明徳如来(にちげつじょうみょうにょらい)が
良家の息子 喜見菩薩に
わたしは完全に
平安の境地に入るべき時期がきた
わたしが涅槃に入ったら
わたしの遺骨を
あなたに委ねよう
そして遺骨を分配して
幾千となく多くの塔を建立せよ
そのように教示すると
その夜 涅槃に入った
如来が涅槃に入るのを見て
喜見菩薩は
泣き叫び 嘆き悲しむこと深く
如来を恋い慕い
涙がとめどもなく流れた
そして
明徳如来の肉体を
香り高い香木の上で火葬した
肉体が焼けて
火の鎮まったのを知り
彼は如来の舎利
すなわち 遺骨を手に取って
また 泣き叫び 嘆き悲しんだ
その後 八万四千個の
七宝で作られた瓶に遺骨を容れ
八万四千の塔を建立し
祀った
法華経の詩