今月は「神社での作法」についてお話し致します。
神社にお参りする作法ですが、
身近なことなので多くの方が知っていると思われますので、
簡単にお話し致します。
まず、鳥居をくぐる時に、そこをくぐる前に一礼します。
参道は中央を歩きません。
そこは神様がお通りになるからです。
以前、友人から写真を見せてもらったことがありますが、
その写真には、神社の本殿に至る中央の道が光っているのです。
きっと神様が歩いた道だと友人は語っていましたが、そんなこともあるのです。
境内に入ったら浄(きよ)めをします。
手水屋(てみずや)で、
右手に柄杓(ひしゃく)を取って左手に水をかけ、
次に柄杓を持ちかえ、右手を洗います。
そしてもう一度右手に柄杓も持ちかえて、
左手に水を取り、口をすすぎます。
柄杓に直接口をあてる人を見かけましたが、礼のないことだと思われます。
この浄めが住んだら、
中央を避け左側を静かに歩いて、神前へと向かいます。
そして本殿の前に立って、軽く一礼します。
鈴がある場合は、賽銭箱にお賽銭(さいせん)を入れる前に、
その鈴を鳴らします。
これは神様への合図だそうです。
以前にも書きましたが、賽銭を投げることで、
自分の日頃の心の汚れをそのお金に託して、
神様に取ってもらう意味があります。
それから、礼拝をします。
一般には「二礼二拍手一礼」です。
伊勢にお参りしたときに、下宮(げぐう)の「せんぐう館」で、
お参り作法のビデオを流していました。
その時、軽く一礼してから、正式なお参りをし、
すんだら、もう一度軽く一礼するという作法でした。
この二礼の意味ですが、
尊い奇数でなく、偶数であることで、
神々でなく人間が祈りに来たことを表しているといいます。
さらには拍手することで、邪を祓う、そんな意味もあるようです。
願い事ですが、二拍手してから、手を合わせたまま、お願いをします。
本来の参拝では「どうぞお導きください」とだけ念じるとされているようです。
神様に願い事をするなど畏れ多いという意味でしょうか。
それが終わって、最後に一礼し、再び軽く礼をして参拝を終えます。
そして中央を避け、左側を通って鳥居につき、
鳥居を出てから、もう一度本殿に向かって軽く一礼します。
神様は礼節を重んじますから、心してお参りすることが大切ですね。