終わりの詩
心に花を
しみじみと
幸せを思う
守られ
生かされ
ここまで生きてきた
しみじみと
喜びを感じる
ほんの
小さな出来事が
嬉しく
ほほえみが
こぼれおちる
目が覚めて
今日も命をいただいたと
手を合わせる
特別なことが
あるわけではないが
こうして
無事に暮らせることが
ありがたい
そんな
ひかえめな思いが
心の中に一つひとつ
花を咲かせる