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終わりの詩

小さな花の願い

一輪の花が
咲いた

荒れ果てた
野辺の片隅に

小さいけれど
純粋で
やさしい

小さいけれど
清らかで
ほほえんでいる

そんな一輪の花が
行く人の
心を和ませる

きっと
荒れ果てた野も
やがて
豊かな大地に
変わるだろう

一輪の花の
ほほえみが
平和への大切さを
みんなに
気づかせる
ときくるから・・・