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法華経の詩

法華経の詩(64)

化城喩品 第七(6)

大通智勝如来(だいつうちしょうにょらい)が
大いなる「さとり」に達したとき
まず 東方にある世界の中で
数多くの梵天の楼閣が
光 鮮やかに 激しくきらめいた

この光明を見た 東方の梵天たちは
西の方角に如来を発見し
教えを請うことを願った

さらには北の方角の梵天たちや
南西の方角 西の方角 北西の方角や
下の方角 上の方角と
あらゆる方角の梵天たちが
如来の存在を確認し
みな教えの車輪を回すことを
冀(こいねが)った

その願いを無言で受け
大通智勝如来である 仏 世尊は
教えを説いた

まず苦しみについて示し教えた
これは苦であり これが苦の集まりで
この苦を滅し
その苦を滅するための道がある

次に 苦しみについて
その苦しみを滅して
幸せになる修行の方法を 説いた
苦であることをまず知ること
集(じゅう)とは 苦を断じること
滅(めつ)はまさに 苦を滅したことを悟り
道(どう)は
まさに 苦を滅するための 修行を積むこと

そして 世尊はすでに
その苦しみを抜け出し 悟っていることを告げた
苦について 我はすでに知っている
我はすでに 苦である原因を断じているゆえに
我は 苦を滅して 安楽であり
その道をすでに修(しゅう)し終わっている


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