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法華経の詩

法華経の詩(34)

譬喩品 第三(10)

世尊なる仏が
舎利弗(しゃりほつ)に告(つ)ぐ

この法華経を
神々と 世間の人びとの幸せのために説け
仏道を求める者のために この教えを説け

もし 誰かが 喜びに満ちて
素晴らしい教えです
この教えをありがたく受け学びます といえば 
その人の志は 不退転であると思え

もし この法華経を信じ
大切にしたいと思う者あれば
かつて前世において 仏に会い 仏を信じ供養し
この教えに会って 学んだ人といえよう

もし この法華経を信じる者たちであれば
前世の仏と 舎利弗 あなたを見た人であり
また仏の教えに従って修行し学ぼうとした
修行者の群れと 求法者を見た人である

この法華経は
深い智慧から成り立っているので
浅学(せんがく)な者が
この教えを聞いても
心 惑わされ理解することができない
ゆえに私は 神通力を使って
このお経を説かなかったのだ

舎利弗よ
傲慢でうぬぼれていて修行しようとしない者に
この法華経を説いてはいけない
愚かなこのような者たちは
やがて この法華経を捨ててしまうであろう

この一乗を説く法華経を捨て去った者たちは
この世において
決して幸せを手にすることができないし
死後 あの世の世界においても
暗い過酷な地獄が待っていることを
知らなくてはならない

(譬喩品 了)


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