扉の詩
(244)「あたりまえ」
あたりまえという
病にかかると
自分のことばかり
考えるようになる
だから
小さな幸せが
見えない
だから
相手の
やさしい気持ちが
わからなくなる
わからないから
腹が立ち不満を思う
少し立ち止まって
日々の出来事を
振り返り
感謝してみる
ありがとう
生かされている
そう思う
きっと
心の痛みが消え
笑顔になれる