ホーム > 法愛 3月号 > 扉の詩

扉の詩

幸せの花びら

大きくて
感動的な幸せは
数えるほどです

そんな大きな
幸せばかりを
追い求め
少ない足りないと
嘆くより

小さくてもいいから
花びらのような
幸せを
心のかごに
拾い集めてみましょう

太陽が東から昇って
朝が来た

あなたの笑顔を見た
いただきますと
手を合わせられた
一日働けて
夕暮れの
家の灯火があたたかい

今日も同じ枕で
感謝の思いで眠る

小さな幸せだけど
心のかごが
幸せでいっぱいになった