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お釈迦様の生涯

伝道の日々(その3)

イラスト・山中一正

徳の行い

あるものが尋ねた

徳の行いとはどのようなものを言うのでしょう
その具体的な行いをお教えてください
そして その徳を得て人はどうなるのでしょう

仏陀は静かに答えた

信じる心が大切です
仏を信じ 仏の説く教えを信じ
そしてその教えを信じ行っている人々を尊ぶことです
その信じる世界には崇高な趣があり
心を高めていくための唯一の方法です

次に恥を知ることです
恥とは心の内にある良心に背かない生き方です
良心は常にあなた方を正しい方向へと導いてくれます
その良心の声は
天の世界の神々から聞こえてくる声です

さらに戒めを保つことです
自分を含め
他を殺さない傷つけないことです
また嘘をつかない
盗みをしないなどの戒めを持ち保ち続けることで
自らが真実の自己を調えることができるのです

そして財を分かち与えることです
自らが得た財を
自らのものとして止め
それを自らの幸せのためだけに使うのでなく
その財を仏神に布施し
さらには困っている人や貧しい人に分け与え
他の人の幸せを考えてあげることです

これは多くの人がほめたたえる徳の行いです
この徳を行い納めることで
人はこうして生きている時に幸せを得
またこの世の修行を終え死後には
天の神々の世界へおもむくことができるのです

天の神々の世界は幸せに満ちた光の世界です
それは生前行ってきた徳が輝いているからです