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お釈迦様の生涯

伝道の日々(その1)

イラスト・山中一正

善と悪の報い

ある者が尋ねた

私の祖母は老いて高齢で すでに120才に達しました
長い間お世話になった祖母は
私にとってかけがいのない人なのです
もし 私の持つ象という宝物を
差し上げることができたならば
祖母を死なないようにできますでしょうか
できたならば喜んで象をさしあげましょう

仏陀は答えた

この世に生まれたすべての生き物は
死ぬべきものです
誰しも死を持って終わり
死をこえていつまでも生きることはできなのです

尊い方よ
すべての生き物は死ぬべきものなのですね
別離の悲しみをこえて
この真実を受け入れなくてはならないのですね

仏陀は語る

人が死んでも永遠の別れではないのです
人は永遠の時の流れの中で生き続けているのですよ

さて 死んで後の あの世でのよりどころを語りましょう
この世に生まれたすべての生き物は
ついには死に至るでしょう
しかし 人が生きているうちに作った業によって
人はあの世で必ず 善と悪の報いを受けるのです

悪いことをした人は地獄におもむき
善いことをした人は善い所に生まれるのです
それゆえに 善いことをして
来世のために功徳を積むのです

その功徳はやがてあの世で
幸せとなるよりどころとなるでしょう
これは真実であり 逝ってみなくては分からないという
愚かな考えは捨てるべきなのです


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