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お釈迦様の生涯

釈尊の願い(96)

仏陀と巡り合う

仏陀釈尊の十大弟子の一人となる
舎利弗(しゃりほつ)ことサーリープッタは
師を求めて
ラージャグリハ(王舎城)を歩いていた

そこで彼は
托鉢をして歩く修行僧に出会った

修行増の姿は
彼が今まで見たこともない
清らかで穏やかな姿をしていて
神聖ささえ感じた

その修行僧の名はアッサジといって
かつて仏陀が最初に五人の修行僧(比丘)に
教えを説いた一人であった

サーリープッタは近寄っていった
「あなたは若いのに清く澄み輝いている
あなたは誰のもとで出家をし
誰を師とし どんな教えを学んでいるのですか」

アッサジはいう
「私は釈迦族出身で仏陀となった釈尊の弟子で
仏陀のもとで出家をし
仏陀を師とし 仏陀の説く教えを学んでいます」

「どんな教えか要点だけでも教えてください」

アッサジは詩を唱えた

すべてのものには原因があり縁があって生じる
仏陀はその原因を説く
そして必ず因縁が尽きて
すべてのものには滅(めつ)がある
偉大な師はそう教える

この詩を聞いたサーリープッタは
短い詩の内容をすみやかに把握し
自分が求めていた師であることを観(かん)じた
仏陀のもとで修行を重ねた彼は
後に智慧(ちえ)第一の弟子となる

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